不妊治療の検査のひとつである子宮卵管造影検査。
子宮卵管造影検査は、女性の卵管異常の通過性を確認できることから不妊治療をしている方の多くが受ける検査ですが、痛みが強いことでも有名ですよね。
絶叫してしまった人や、泣いてしまった人も珍しくないのだとか…。
これから子宮卵管造影検査を受ける人の中には、どれくらい痛いのか不安な人も多いのではないでしょうか。

私も過去に子宮卵管造影検査を受けました。
この記事では、子宮卵管造影検査がどれくらい痛みがでるのか、検査後どれくらいで妊娠したのかを実際に子宮卵管造影検査を受けた体験談をまじえてご紹介します。

妊活中の男性にもぜひ知っておいてほしい知識ですね!
※今回紹介しているのは、個人の体験談です。筆者が子宮卵管造影検査を受けた際は保険適用外でした。検査の流れは、病院によって異なります。
子宮卵管造影検査は痛い?
不妊治療で多くの女性が体験する子宮卵管造影検査は、痛みが強くでることで有名です。
私は麻酔や痛み止めを服薬することなく検査を受けましたが、正直思っていたほどの大きな痛みはありませんでした。

事前に痛みがでる検査だと覚悟して挑んだからかもしれません。
しかし、検査中びっくりするくらい気分が悪くなりました。
検査を中止してもらおうかと考えたほどです。

吐き気、めまい、倦怠感…とにかく不快でした。しかし、検査終了後に休んでいると歩けるくらいには回復しました。
子宮卵管造影検査の流れは?
子宮卵管造影検査は、その名前の通り卵管に造影剤を注入して卵管の詰まりや子宮に異常性が無いかを確認する検査です。

私が通っていた病院では平日午後のみ検査可能でしたので、会社を早退して挑みました。
ここからは子宮卵管造影検査を受けた日の流れや実際に受けて感じた素直な感想をご紹介します!
検査当日はスカートで来るように言われていたので、長めのスカートで来院。
受付を済ませるとまずは個室に通され荷物を置くなど検査に向けて準備するように説明を受けました。
用意を終えて部屋を移動すると、レントゲン台に寝るように指示され、あっという間に検査開始。
洗浄し、造影剤を通すためのチューブを入れる処置が始まりました。

この時点での痛みや気持ち悪さはありませんでした。
造影剤を入れるので力を抜くように言われ、「ここから痛みが来るのか!」と覚悟をした瞬間、めまいのような気持ちの悪さに襲われました。
造影剤を入れ終えたら、卵管の通りを見るために10分ほど時間を置きます。
気持ちの悪さに10分間耐えつつ、ぼんやり「もう検査を中止してもらおうかな…」と考えていたところろで検査が終了しました。

造影剤を抜いてもらうと気持ちの悪さはマシになりましたが、検査後はしばらく休憩が必要でした。
検査の結果”両側の卵管がどちらも通っている”とのことでひと安心。

検査終了後、少し休憩してから歩いて帰宅しましたが、1日中軽い生理痛くらいの痛みと違和感がありました。
子宮卵管造影検査に備えてやったほうが良いこと
子宮卵管造影検査の日に気を付けることや、検査に備えてやったほうが良いことをまとめてみました。
- 検査当日はスカートで行く
- リラックスして力を抜く
- 検査中、他のことを考える
- 検査後の予定はできるだけ入れない
- 可能であれば迎えに来てもらう
産婦人科を受診する際はスカートで行くという方も多いと思いますが、子宮卵管造影検査の場合もスカートがおすすめです。

病院から指定される場合もあります!
検査の痛みを少しでも抑えるコツとして、リラックスして力を抜く・他のことを考えてできるだけ下半身を意識しないなどが挙げられます。

晩御飯のメニューを考えたり、料理に使う調味料とか思い浮かべるのがおすすめです。
私の場合は検査後も1日中軽い気持ちの悪さや鈍痛が続いていました。
できるだけ検査後は予定をいれないようにしたり、可能であれば誰かに迎えに来てもらうのも良いでしょう。
子宮卵管造影検査にかかった費用は?
私の場合、子宮卵管造影検査にかかった費用は12000円でした。

不妊治療が保険適用になる前の話です。
15分~20分ほどの検査に12000円なので、決して安くはないですよね。
現在、不妊治療は一部保険適用となっています。
詳しい検査費用は病院に確認してください。
子宮卵管造影検査後、いつ妊娠した?
子宮卵管造影検査を受けると、卵管の通りが良くなり妊娠の確率があがると噂されています。

俗にいう”ゴールデン期間”というやつですね。
私は子宮卵管造影検査後、3周期目で妊娠しました。
子宮卵管造影検査を受けた直後の周期からすごく期待をしていましたが、残念ながら2周期は授かることができませんでした。
子宮卵管造影検査は痛いって本当?体験談まとめ
妊活中に行う検査のひとつであり、痛いと言われている「子宮卵管造影検査」。
あくまで個人的な感想ですが、私は痛いというより気持ちが悪かったです。

痛みと気持ち悪さ、どっちがマシかと言われると疑問ですが、私はあまり痛みは感じませんでした。
気分が悪くなってしまったり、検査後も腹部の鈍痛が続いたり体調への影響はありましたが、検査後3周期で妊娠できましたので子宮卵管造影検査を受けて良かったと思っています。
検査を受けると卵管の詰まりの有無がわかるので、安心材料になりました。
今回の体験談はあくまで素人・個人の経験です。

これから子宮卵管造影検査を受ける方の参考になれば嬉しく思っています!